和室の障子や襖は、光はやさしく通すのに、音は思った以上に通してしまいます。
こんなお悩みはありませんか。
- テレビや生活音が廊下や隣室に音漏れして心配
- 障子の破れや隙間から寒さや会話が漏れる
- できれば簡単で費用を抑えた方法から始めたい
本記事では障子紙やテープの選び方、襖や窓の補強、DIYとリフォームそれぞれの進め方を具体的にご案内します。適切な素材と施工で、防音と断熱を両立し、居心地のよい和室へ近づけていきます。
私たち「あたらし」は国家資格者の技で、障子張替えを高品質・明朗会計でご提供します!「いくらくらいかかるのかな?」と思ったことがある方は是非、お気軽にご相談下さい!
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障子の張替えと防音性能の基礎知識

障子は紙と木の枠でできており、通気や調湿に優れる一方、遮音や気密は高くありません。防音効果を高めるポイントは、主に次の3つです。
- 隙間をふさぐこと
- 質量を少し足すこと
- 層を増やして遮音と吸音のバランスを取ること
和室は障子、襖、窓サッシ、ドア、壁の取り合いなど、音の経路が複数あります。どこか一つだけ強化しても、別の弱い経路から音が抜けてしまうため、部屋全体の経路を意識して、弱点を順番に埋めていくことが大切です。
障子の張替えだけでも効果は感じられます。紙やシートのタイプを見直し、枠と桟の間の隙間をテープなどで整えると、生活音の軽減やヒューヒュー音の抑制につながります。窓と障子の間に空気層をつくると、断熱と防音が同時に向上します。
和室の音漏れ原因と対策に必要なチェックポイント
音漏れ対策を始める前に、ご自宅の音漏れがどこから起きているのか、原因を特定することが成功の鍵となります。
空気音と固体音の経路を分けて考える
音漏れは主に、空気を伝わる音(人の声、テレビなど)と、構造を伝わる音(足音、ドアの衝撃など)に分かれます。
和室では、障子や襖の気密が低いと空気音が抜け、壁や床が軽いと固体音が伝わりやすいです。どちらの音が気になるかを見極めると、遮音、制振、吸音といった対策の選び方が決めやすくなります。
まず確認したい隙間の位置
音は弱いところから抜けるため、小さな隙間も大切です。連続した経路を切る意識でふさいでいくことがコツとなります。
- 障子の上下左右のすき間。1〜3 mm程度なら気密テープで改善しやすいです。
- 襖の引き合わせ、戸先、敷居と鴨居の遊び。
- 窓サッシと障子の間、ガラス周りのパッキン劣化。
- ドア下端(ドアボトム)、枠と壁の取り合い部のクラック。
- コンセントや配管周り、回り縁の微細なすき間。
小さなすき間でも数が多いと合算面積が大きくなります。これらの弱点を把握することが、効果的な対策につながります。
障子の張替えとDIYでできる防音対策の方法
障子紙や隙間テープの工夫だけでも、音漏れの改善と断熱効果を同時に得ることができます。まずは費用を抑えやすいDIY対策から見ていきましょう。
紙・シートのタイプと防音効果の考え方
障子紙は、一般的な和紙タイプから、樹脂コーティング、ポリカ系シートまで幅があります。
- 一般的な紙は軽く、遮音は控えめです。
- 繊維密度が高い紙や樹脂ラミネートは空気の通りを抑え、防音と断熱の向上に役立ちます。
質量が増えるほど遮音は伸びますが、重すぎると開閉が重くなるため、厚みと重さのバランスが大切です。耐破れや撥水タイプを選ぶと扱いやすく、交換サイクルが延びて結果的にお得になるでしょう。
気密テープとモヘアで隙間をふさぐ方法
引手側や戸先側、上下のすき間には、発泡系の気密テープが有効です。
- 障子の側面にモヘア(ファー状テープ)を貼ると、滑りを保ちながら気密が高まります。
- 枠の反りや敷居の段差はフェルトやスペーサーで調整します。
テープは厚みと反発力の違いで開閉の重さが変わります。貼る前に脱脂し、角は切り欠いて逃がすと剥がれにくくなりますので、丁寧に作業しましょう。
二重障子・内障子で空気層を作る方法
障子を二重にして間に空気層を設けると、遮音と断熱が一段と高まります。外側を樹脂系シート、内側を和紙系にするなど、素材を変えて組み合わせると、効きの帯域が広がる効果が期待できます。可動スペースや枠の強度などは現地で確認が必要です。
簡単にできる遮音カーテンとの併用
障子の室内側に厚手の遮音カーテンを設置すると、音漏れの軽減に効果的です。レールは天井付けにして、左右と下を床まで長めに取り、隙間を減らすと効果が安定します。もちろん、夏冬の断熱にも役立ちますので、併用はおすすめです。
襖・ドア・窓サッシ周りの防音補強と方法
障子以外の部分にも目を向け、音の経路を徹底的にふさぐことで、防音効果はより確実になります。
襖の気密性を高める方法
襖は芯材が軽く、音が通りやすい構造です。
- 引き合わせ部に気密テープ、敷居の摩耗部にレールテープ、戸先にモヘアを追加します。
- 重ね貼りは開閉しづらくなるため、まずは薄手で様子を見ると安心です。
下地が頼りない場合は、中芯の交換や合板の増し張りも検討できます。
室内ドアの対策と調整
ドアは隙間ができやすい部分です。小さな施工で、音漏れと隙間風を同時に抑えられます。
- ドア下部にドアボトムシールを設置します。
- 三方枠の戸当たりに気密ガスケットを追加します。
- ラッチ受けの位置を調整し、密着を高めます。
窓サッシの内側に内窓を設けるメリット
窓は音が最も入りやすい部分です。樹脂の内窓を追加すると、遮音と断熱が大きく改善します。ペアガラスや合わせガラスなど、ガラスの種類で効く帯域が変わるのが特徴です。障子との二重化で快適性はさらに上がりますが、結露対策と換気のバランスに注意しましょう。
壁と枠の際のシーリングによる補強
枠と壁の取り合いに小さなクラックがあると、廊下や別室と空気がつながってしまいます。変成シリコンなどでシーリングし、巾木や回り縁のすき間も点検しておくと、効果が安定します。
リフォームで高い防音性能を確保する方法
確実で高い防音効果を得たい場合は、専門的なリフォームが近道となります。
内窓+障子の二重化で遮音と断熱を両立
既存サッシの室内側に樹脂内窓を設置し、障子は強化紙や合成シートで張り替えます。
ガラスの厚みや種類、気密の取り方で結果が大きく変わるため、専門家に相談すると安心です。冬の断熱、夏の冷房効率も上がり、光熱費の軽減にもつながります。
建具交換による高気密化
戸先にブラシやガスケットを内蔵した建具へ交換すると、日常の使い心地を保ちながら防音効果が安定します。和室の雰囲気に合う框材や紙も選ぶことができます。
壁・天井・床の遮音強化の考え方
壁は石膏ボード二重張りや制振シート、グラスウールなどで全体の遮音を底上げします。天井や床はマンションの場合、上下階に配慮が必要です。管理規約や遮音等級の確認を行い、全体のバランスを見て計画しましょう。
デメリット・注意点
リフォームにはいくつかの注意点もあります。
- 重量増で動きが重くなる場合があります。戸車や敷居の交換・調整が必要になることがあります。
- 密閉度が上がるほど結露や換気不足の心配が増えます。換気計画を合わせて検討します。
- 一か所でも弱点が残ると効果が頭打ちになります。経路を面でふさぐ考え方が大切です。
- マンションは管理規約や共用部の扱い、近隣への説明が必要です。
- 過度な遮音は室内の響きが強くなることがあります。吸音材の併用で整えると聞こえ方が自然になります。
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マンションでの防音対策の特別な考え方

マンションにお住まいの場合、戸建て住宅とは異なる特別な配慮が必要になります。
管理規約と工事申請の確認
共用部に当たるサッシや玄関ドアは、交換不可のことが多いです。室内側に設置する内窓は認められるケースが一般的です。工事時間帯や騒音、資材搬入のルールも合わせて確認します。
近隣配慮とトラブル回避
工事前の挨拶、作業中の養生、粉じん・振動の管理は重要です。現場管理が丁寧な施工会社を選ぶと安心です。
遮音等級の理解と期待値調整
遮音の感じ方は周波数帯で異なります。「すべての音が消える」状態は現実的ではありません。「生活の中で気になりにくい程度まで下げる」設計が現実的です。複数の対策を段階的に組み合わせて進めていきましょう。
まとめ
和室の「障子 張替え 防音 性能」を高める鍵は、素材選びと気密、そして多層化です。まずは障子紙を強化タイプに替え、枠のすき間をテープで整えるだけでも、音漏れと隙間風は着実に減ります。
さらに内窓の追加や、襖・ドアの戸当たり調整まで広げると、遮音と断熱が同時に向上し、室内はぐっと快適になります。マンションでは管理規約や近隣配慮にも気を配りましょう
弱点を残さず、経路を面でふさぐ発想と段階的な進め方が、無理なく目的達成する近道です。迷ったときは専門家に相談して、住まいに合った方法を選んでください。きちんと手を入れれば、和室はもっと心地よくなります。
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